トランクルームの失敗例に学ぶ賃料の設定
トランクルームの投資を行う場合には、周りの賃料を下調べを行う必要があります。過去の失敗例を確認してみると、やはり賃料などの見通しの悪さが確認できます。最も多かった失敗例が、近くにビルに入ったトランクルームが無かったので、少し高めの賃料に設定していた所、向かいのビルに入っていた会社が移転や倒産してしまい、そのスペースが一面トランクルームになってしまったため、多くの顧客を失ってしまったというような例です。失敗例は他にもあるにはありますが、こういった見通しの悪さが招く失敗例がトランクルーム投資には沢山あります。
またトランクルーム投資とコンテナの大きな違いとして、路面に置くか、エアコンの効いている環境に置くのかという事があります。ユーザーは、大事な物は空調がしっかりと効いているトランクルームに入れたいと思いますが、気温などで変化しない物はコンテナに保管します。その辺りの違いを意識しないで失敗したという失敗例も増えて来ています。賃料は利用者の需要と供給によって設定されます。いかによいトランクルームだったとしても賃料が合わなければ意味がありません。過去に失敗した方の賃料の付け方を反面教師にして、正確な賃料を算出し、しっかりとした運用を行って下さい。